[京都案内人倶楽部] 京都の楽しみ方 の日記
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醍醐寺で写経してきました。
2013.07.26
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毎月第三日曜に醍醐寺で写経が行われます。
三宝院、醍醐寺、宝物館と軽い食事がついて2000円です。
10時半ごろに三宝院の写経所に着いて1時間ほど般若心経を写します。
その後軽く食事が出ます。この日はとても京都らしい味のきつねうどんでした。
そして三宝院の仏堂で写経を自分で弥勒菩薩様にお供えします。
ここには写経した人しか入れないんですが、とっても厳かな読経の中弥勒様を拝んで焼香をいたします。
三宝院は豊臣秀吉が醍醐の花見をした時に造られた書院。
長谷川等伯一派の絵師による見事な襖絵と庭には信長が大切にした藤戸石の阿弥陀三尊
鶴と亀の蓬莱の島、滝組どれも見応えの有るものばかりです。
醍醐寺の金堂は秀吉の死後秀頼によって和歌山の湯浅にあるお寺から移築されたそうです。
平安時代の様式を残す最古の五重塔
見事な木組み時空を超えて守られ朽ちていただろう醍醐寺
そこに古の人々の小槌の音が響いて来そうです。
宝物館の前に大きな桜の木
秀吉が植えた桜の孫だそうですが、どれだけの栄華を楽しませてくれたのでしょうか?
桜の季節にはぜひ訪れたい所ですが、人の声とざわめきを打ち消す静かな風に誘われて秀吉の最後の桜を思い浮べてみませんか?
デジブック
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